主にマイナーな仮想通貨をメタマスクに連携させ、スワッピングしたいときに「見積もりを取得できません」と表示され、エラーが出るときがあります。
この記事では、見積もりを取得できないと表示されたときに考えられる原因と対処法を解説していきます。
それでは、解説していきますね。
メタマスクで見積もりを取得できませんと表示される原因
早速結論からまとめると、見積もりを取得できないと表示されたときに考えられる原因は、以下の3つです。
- スリッページの設定が正しくない
- メタマスクに接続しているチェーンが正しくない
- ガス代がウォレットの中にない、もしくは足りない
以上の3つの中でも「スリッページの設定が正しくない」がほとんどの原因です。
チェーンやガス代については、メタマスクの残高などを確認すればいいので、今回はスリッページについて解説しましょう。
スリッページとは、仮想通貨を注文した時とその注文が約定されるときのレートのズレを指します。
つまり、1ドル120円で購入しようとしたけれど、承認される間に123円になってしまっていた。
こういったことが起きます。
そしてこの「ズレ」の許容範囲がスリッページの設定と言います。
ちなみにメタマスクでは、あまり高い%を設定できません。
そのため、マイナーコインなどをスワッピングするときに、「見積もりが取得できません」と表示され、エラーになります。
「じゃあどうすればいいの?」
もちろん対策はありますので、次に解説していきます。
メタマスクで見積もりが取得できないと表示されたときの対処法
まず結論から言うと、メタマスクにおいては、スリッページが大きすぎる仮想通貨は交換できません。
そのため、スリッページが大きすぎる仮想通貨に関しては、直接DEXを利用するしか今のところ対処法はありません。
つまり、PancakeSwapやUniSwapなどを利用することで対処する必要があります。
これは、PancakeSwapなら最大で50%未満のスリッページが設定可能。
そして、UniSwapは50%までスリッページが設定可能なためです。
もちろん高い%を設定するリスクはあります。
スリッページ50%で、日本円で例を出して解説してみましょう。
例えば、100円で購入したい商品があったとします。
そしてその商品は最小で50円、最大で150円で買えるようになり、とても効率が悪いです。
このようなリスクも知っておかなければいけません。
しかし、仮想通貨は平気で10〜100倍に跳ね上がるものがあり、余分に払ってでも手に入れたいと思う人は少なくないのでしょう。
【まとめ】正しく理解してメタマスクを利用しよう
メタマスクで「見積もりが取得できません」と表示されたときに考えられる原因は、下記の3つ。
- スリッページの設定が正しくない
- メタマスクに接続しているチェーンが正しくない
- ガス代がウォレットの中にない、もしくは足りない
上記の3つを確認しても、対処できない場合は、DEXを利用して交換する必要がある。
そしてスリッページが大きいとリスクもあることを理解しましょう。
もちろん、そのコインが今後上がっていくのであれば、交換しておくのもいいかもしれません。
しかし、全財産をかけたり、知識がないのに儲かると思って交換したりすることはやめておきましょう。
仮想通貨は余剰資金で遊ぶようにすることをおすすめします。
ただ今後伸びていく分野なのは確かなので、持っておくことは仮想通貨を使って勉強することはとても大切なことです。
そのためにも、これからもリスクをきちんと理解した上でメタマスクと仮想通貨を扱っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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