この記事は、2021年2月7日に愛T(アイティ)によって新規公開されました。その後、2023年3月28日に愛T(アイティ)が最新情報にリライトしています。
私は、2017年4月から本格的にWebライターとして副業を開始しました。その後、2021年4月に副業の収入が本業の収入を上回ったタイミングでフリーランスに転身。現在は、個人事業主「愛Tシリーズ」を起業し、SEOライター&SEOマーケターとして活動しながら現役のWebライター講師として将来有望なライター育成に努めています。
私、愛T(アイティ)のプロフィールの詳細は、会社概要(プロフィール)をご覧ください。
これからWebライターとして副業を始めるとしても、自分に適性があるかどうか知りたいですよね。

Webライターを始めて3日経ちますが、自分が本当にWebライターに向いているのか分かりません。

私は、Webライターを始めて6か月が経ちました。自分に適性があるのか不安で仕方ありません。
ショライのように、悩んでいる初心者Webライターもいることでしょう。また、チューライのように自分の適性に対して不安を抱えているWebライターもいることでしょう。
そもそも、Webライターに向いている人の特徴や向いていない人の特徴の違いとは何なのでしょうか?
本記事では、Webライターの適性をテーマに解説しています。最後まで読むと、下記のことが理解できます。
- 現役のWebライター講師が「Webライターの適性」について思うこと
- Webライターに向いている人と向いていない人との違い
- 自分にWebライターの適性があるかどうか
- まずは未経験でも挑戦してみてWebライターの適性を図ってみる
- Webライターに必要なスキルから適性を見極める
後述する「【全10項目】Webライターの適性チェックリスト」では、あなたにWebライターの適性があるかどうかの自己診断が行います。
ぜひ、最後までご覧ください。
SEO歴5年以上の現役Webライター講師が語る!Webライターの適性について自分の過去を振り返ってみた!

Webライターの未経験者だけでなく初心者の方から「適性があるかどうか分からない」という声はよく耳にしていましたが、Webライターとして3年が経過していた当時の私、愛T(アイティ)も同じことを感じていました。
もちろん、私もWebライターを始めたてのころは適性を気にしていましたが、それは3年を経過しても変わりませんでした。
そして2020年8月、副業の収入が10万円を超えた時点で、ふと私はこのように考えました。

適性以前に、学ぶ姿勢が重要です。ただし、好きでなければ勉強しても身につきません。
つまり、Webライターとしてさまざまなことを学びながら継続することが重要だということです。そもそも、Webライターの仕事が好きでなければ継続することでさえも苦痛に感じるでしょう。
そして本記事のリライト時点(2023年3月28日)、私はWebライターとして5年が経過しました。現在、Webライタースクールの現役講師として生徒さんには、適性についてこのようにお伝えしています。

Webライターの適性は誰でもあるので、何も気にする必要はありません。
私が「Webライターの適性は誰でもある」というように教える理由は、文章を書くこと自体、誰しもが過去に経験しているためです。
そもそも、Webライターの仕事はライティングすること。日本人であれば、学生時代に読書感想文や小論文、レポートなどの作成に取り組んだことのある方もいることでしょう。
Webライターはその感覚と似ており、クライアントから提示されたテーマで文章をまとめるのが仕事だということです。
すでに社会人であるあなたは、すでにWebライターとしての素質を備えています。まずは、学生時代を思い出して、Webライターに挑戦してみましょう。
【全10項目のチェックリスト】Webライターの適性を診断してみよう!その概要と項目の詳細についても紹介!

ここでは、Webライターの適性について、全10項目で診断していきます。まずは、今回実施する適性診断の概要と流れについてみていきましょう。
Webライター適性診断の概要!
Webライター適性診断の主旨ですが、あなたがWebライターという仕事にどれくらい向いているのかを判断することとしています。
今回実施するWebライター適性診断は、あなたにWebライターの適性があるかどうかを判断するものです。どのくらい稼げるのかを目安にした内容ではなく、将来的に仕事や副業として続けられるかどうかの判断材料とされてください。
早速、下記の手順で進めていきましょう。
- Webライター適性診断(10項目)に回答する
- 10項目のうち、何個チェックが付いたかを確認する
- 診断結果を確認する
これで、あなたがWebライターにどのくらいの適性があるのか把握できます。
それでは、手順を進めていきましょう。
Webライターの適性を全10項目のチェックリストで診断!
それでは、下記の10項目に回答してください。
※□をタップ(選択)すると、チェックマークが付きます。
文章を読むことは好きですか?
Webライティングすることは好きですか?
何かにこだわりやすい性格ですか?
他人とコミュニケーションを図ることは楽しいですか?
さまざまなことに興味を持ちやすい性格ですか?
分からない箇所は自分ですぐに調べますか?
トレンド(流行)は常に気になりますか?
成果物の作成に際し納得いくまで取り組んでいますか?
得意分野はありますか?
企画や段取りを組むことは好きですか?
いかがだったでしょうか。
何個チェックが付いたか覚えておいてください。診断結果の前に、上記10項目の内容を考察していきます。
今すぐにでも診断結果が知りたい方は、読み飛ばしてください。
ここから先は、Webライターにおける適性診断の結果の内容を含みます。前述している「【全10項目】Webライターの適性診断!」のチェックリストからチェック項目の数を把握してから読み進めてください。
Webライターにおける適性診断の各項目について考察!
まずは、各項目の内容について、詳しくみていきましょう。
文章を読むことは好きですか?
Webライターは、クライアントからの指示書など、文章を読む機会が多いです。そのため、文章を読み内容をよく理解することが重要です。そもそも、文章を読むことが好きでなければ、Webライターとして仕事をすることは難しいでしょう。
Webライティングすることは好きですか?
Webライターの仕事は、クライアントの要望に応じてライティングをすること。あくまでもクライアントの指示通りにWebライティングする必要はありますが、そもそも好きでなければ仕事が勤まりません。
何かにこだわりやすい性格ですか?
文章へのこだわりも、Webライターにとって大切な要素の1つです。Webライティングにおいて、完成後に読み返すことは必須です。言い回しや表現方法など、読みやすさを追求するこだわりを持つことは重要なことだといえるでしょう。
他人とコミュニケーションを図ることは楽しいですか?
Webライターの仕事は、1人で行えるものではありません。当然ながら、クライアントや読者との関わりもあります。そのため、他人とのコミュニケーションは必要なことといえるでしょう。
さまざまなことに興味を持ちやすい性格ですか?
Webライターは、あらゆることに興味を持ちやすい性格の人に適性があります。その理由は、ライティングに関連するジャンルが幅広いため。さまざまなことに興味を持ち、学ぶ姿勢が必要といえます。
分からない箇所は自分ですぐに調べますか?
分からない箇所は他人に聞けばすぐに理解できますが、それではWebライターとして活躍することははできません。
その理由は、仕事上どうしても分からない言葉などを扱うことが多いため。そのような状況で随時他人に聞いて回っては仕事が進みません。つまり、自己解決能力が必要だということです。
トレンド(流行)は常に気になりますか?
Webライターは、トレンド(流行)に敏感でなければなりません。いち早く新しい情報を手に入れ、理解して多くの人々に伝えることが重要です。
成果物の作成に際し納得いくまで取り組んでいますか?
成果物に満足しないことも、Webライターにとっては重要な要素の1つです。完成させた成果物を何度も見直し、何か足りないところがないかを追求するように心がけましょう。
得意分野はありますか?
Webライターにとって、得意分野を持つことは強みといえます。得意ジャンルを伸ばして、大きく稼げるようになりましょう。
企画や段取りを組むことは好きですか?
Webライティングにおいて、どのような文章をどのように配置していくのか考えることは重要なことです。企画や段取りを組むことに似ているのと同じように、文章の配置や流れを考えることは大切です。
Webライターにおける適性の有無に関する診断結果!

それでは、Webライターの適性診断の結果をみていきましょう。
今回は、どのくらいWebライターの適性があるのかを判断するために、ポイント(1項目チェックにつき1ポイント)でみていきます。
ご自身が獲得したポイント数を確認して、下表をご覧ください。
ポイント数 | 適性の度合い | 診断結果 |
9~10 | 適性あり | Webライターとしての適性があります。この調子で頑張ってください。 |
5~8 | やや適性あり | Webライターとしてやや適性があります。今後の頑張り次第で伸びるでしょう。 |
0~5 | 適性なし | Webライターとしての適性がありません。他の仕事・副業をおすすめします。 |
いかがだったでしょうか。
ここまでご紹介した内容はあくまでも目安ですので、今後の努力と頑張り次第で目標に近づけることができるでしょう。そもそも、Webライターの適性には、どうしても性格が関わってきます。
Webライターとしての適性をさらに掘り下げるためにも、向いている人と向いていない人の特徴について知っておくべきです。
次章で詳しく解説していますので、このまま読み進めてください。
あなたはWebライターに向いている?向いていない人との違いを適性診断の結果から考察!

そもそも、Webライターの適性とは何なのでしょうか。
結論からいえば、Webライターの仕事に向いているのか?それとも向いていないのか?という性質を意味します。
まずは、Webライターに向いている人と向いていない人の特徴を下表にまとめました。
Webライターに向いている人の特徴 | Webライターに向いていない人の特徴 |
・文章の読み書きが好きな人 ・タフな精神力を持った人 ・細かなところが気になり自己修正できる人 ・今のスキルに満足せず向上心がある人 ・物事に対して好奇心旺盛な人 ・Webマーケティングに興味のある人 ・他人に何か物事を伝えたいと思っている人 ・コミュニケーション能力に優れた人 | ・文章の読み書きが嫌いで苦痛で堪らない人 ・他人に指摘されてすぐに落ち込む人 ・大雑把な性格で自己修正ができない人 ・現在のスキルで満足している人 ・物事や他人に関心が薄い人 ・物事を自分中心に捉えている人 ・1人でコツコツ仕事をすることが好きな人 ・モチベーションが低く何をしても長続きしない人 |
Webライターに向いている人の特徴を一言でいえば、Webライターの仕事が好きなことです。しかし、Webライターの仕事が好きなだけでは勤まりません。
さらに掘り下げて、詳しくみていきましょう。
Webライターに向いている人と向いていない人との違いは?
ここでは、Webライターに向いている人と向いていない人との違いについて解説しています。
まず、「Webライターに向いていない人=適性がない」ということではないため、誤解しないよう注意が必要です。
Webライターの適性がないと思っている方のなかには、知識やスキルが足りないなどの勘違いをしている方もいます。
前述している「【全10項目】Webライターの適性診断!」でも自己診断したとおり、すべての項目においてWebライターに直接関係する知識やスキルは問われていません。つまり、Webライターの適性は、一般的な素養で賄われるものなのです。
Webライターの適性とは、Webライターにおける素養や素質を意味します。一方で、Webライターに向いていない人はWebライティングなどが苦手、もしくは不得意という意味です。
Webライターとしての適性の意味をしっかりと理解して、Webライターの向いている人と向いていない人との違いを知り自身の将来性に繋げましょう。

Webライターとして適性がない場合は諦めるのも1つの手段です。しかし、適性があって向いていないと判断した場合は、今後の努力次第で克服できます。学生時代で苦手だった教科を克服した、あのころの頑張りを振り返ってみましょう。
Webライターに向いている人の特徴

ここまで読み進めたあなたは、前述したWebライター適性診断によって、自分がどのくらいWebライターとしての適性があるのか理解しているはずです。
とはいえ、一般的にどのような性格をしている人がWebライターに向いているのか気になりますよね。
早速ですが、Webライターに向いている人の特徴を、下記にまとめます。
- 文章の読み書きが好きな人
- タフな精神力を持った人
- 細かなところが気になり自己修正できる人
- 今のスキルに満足せず向上心のある人
- 物事に対して好奇心旺盛な人
- Webマーケティングに興味のある人
- 他人に物事を伝えたいと思っている人
- コミュニケーション能力に優れた人
Webライターの仕事を安易に考えると、長続きしないどころか稼ぐこともできません。その理由は、クライアントから修正依頼(フィードバック)がきたり、自己のマインド(精神)を保ったりすることが難しいためです。
Webライターはクライアントに成果物を納品したら、それで終わりではありません。クライアントが精査し、修正したい箇所があればその要望に応える必要があります。
実は、このクライアントからの修正依頼(フィードバック)が初心者のWebライターにとって苦痛なのです。せっかく自信を持って納品したのに修正依頼(フィードバック)を受けると、多くの初心者Webライターはこのように思います。

自信があったのに修正なんて・・・やっぱり私、Webライターに向いていないのかな?
こうしてWebライターとしての自信をなくしてしまい、結果として「適性がない」というように勘違いしてしまうのです。

記事の発注経験のある私だからこそ言えるのですが、クライアントとしてはWebライターの適性があると判断して修正依頼(フィードバック)をします。そもそも、クライアント側でWebライターとして適性がないと判断すれば、自社で修正して解決する傾向が強いです。
ちなみにWebライターにとって、この修正依頼(フィードバック)を受けることは普通です。
私、愛T(アイティ)もWebライター歴5年以上ですが、いまだにクライアントから修正依頼(フィードバック)を受けることがあります。
自分のWebライティングの技術に自信を持って、ぜひ取り組んでください。
また、Webライターはインターネット上の情報を検索して記事の内容として反映させますが、そもそもあらゆる情報に対して好奇心がなければ仕事は勤まりません。さらに、物事を正しく伝える能力も必要ですので、知り得た情報は的確に処理してWebライティングに活かしましょう。
Webライターに向いていない人の特徴

Webライターに向いている人の特徴については、理解できたことでしょう。一方で、Webライターに向いていない人の特徴についても知りたいですよね。
ここでは、Webライターに向いていない人の特徴をまとめます。
- 文章の読み書きが嫌いで苦痛で堪らない人
- 他人に指摘されてすぐに落ち込む人
- 大雑把な性格で自己修正ができない人
- 現在のスキルで満足している人
- 物事や他人に関心が薄い人
- 物事を自分中心に捉えている人
- 1人でコツコツ仕事をすることが好きな人
- モチベーションが低く何をしても長続きしない人
Webライターの仕事は、文章の読み書きが嫌いな人には勤まりません。その理由は、仕事上どうしても文章を書いたり読んだりしなければならないためです。
また、クライアントから修正依頼(フィードバック)を受けても、それに対して反発する人も向いていません。物事を客観的に捉え、他人からの意見を素直に受け止められなければWebライターの仕事も苦痛に感じるでしょう。
Webライティングの基本は、物事を自分中心に捉えるのではなく、他人が必要としている情報としてまとめることです。クライアントを含め、他人と連携しながら仕事をこなしていく必要性があるため、1人でコツコツ仕事がしたい方には向いていません。
未経験からでもWebライターになれる?
Webライターの適性の有無で、今後活躍できるかどうか判断できますが、そもそも未経験から始めたという方もいることでしょう。
結論ですが、未経験からでもWebライターになれます。
しかし、Webライター未経験者が大きく稼ぐためには、主に下記の3つのポイントを押さえる必要があります。
- Webライターとしての適性の有無について、自己診断する
- Webライティングの知識とスキルを身につける
- クラウドソーシングサービスを利用する
自分がWebライターとして、どのくらいの適性を持っているのかについては、前述した「【全10項目】Webライターの適性診断!」の内容で理解できていることでしょう。また、ライティングスキルやクラウドソーシングを活用することは、Webライターとして大切なポイントです。
Webライター未経験であれば、何からやればよいのか分からないことでしょう。Webライターの始め方については、下記の記事で未経験者向けに分かりやすく解説しています。
Webライターを未経験から始める!適性を見極めたうえで将来的に必要な知識とスキルを身につけることが重要!

Webライターとして適性があったとしても、活躍するためにどんな知識やスキルがあればよいのかが分からないという未経験者もいることでしょう。
ここでは、Webライターの適性のある方が未経験でスタートするにあたり、どのようなスキルが必要なのか掘り下げて解説していきます。
「副業ノオト」では、得意ジャンルを持つことやライティング・SEOに関する知識が必要なことは何度も紹介してきました。
前回リライト時点の2021年では、Webライターとして将来的に活躍したいなら、「取材スキル」「撮影スキル」を身につけておくべきという内容でまとめていました。
今回リライト時点の2023年3月28日においても、これらの専門スキルは重宝されており、Webライターとしての差別化にも繋がっています。背景としては、2020年以降の新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、Webライターの需要は高まったことが挙げられます。
クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」の「2022年9月期 通期決算説明会」の発表によりますと、2021年9月期の売上高が80.6億円。そして翌年の2022年9月期の売上高が105.7億円と、前年比+31.3%を達成しています。
近年、Webライターの需要が急増した背景としては、副業ブームや新型コロナウィルス感染症の拡大が深く関わっています。そのため、Webライターとしての差別化も重要なポイントといえるでしょう。
もちろん、SEOを含めた文章力も問われていますが、Webライターとしての差別化も含めたアピール戦略も必要だということです。
つまり、上記で述べた「取材スキル」「撮影スキル」は、Webライターとしてのアピールポイントとして有効だということ。未経験のWebライターだからこそ、余計な知識や感情が邪魔せず、素直にスキル獲得に向けて行動することができるはずです。
ぜひ、将来的にWebライターとして活躍するためにも、新たなスキル獲得に向けて取り組んでください。
まとめ|Webライターの適性を理解してライティングに取り組もう!

今回は、Webライターの適性について解説してきました。
Webライターの適性としては、一言でいうならば仕事が好きかどうかで判断できます。そもそも、文章に携わる仕事ですので、基本的に読み書きが苦手な方はWebライターの仕事には向いていません。
例えば、読書が嫌いな方はWebライターの仕事は勤まらないでしょう。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- 本記事で実施しているWebライター適性診断のチェックリストは、あなたにWebライターの適性があるかどうかを判断するもの
- Webライターとしての適性があれば、将来的に活躍できる可能性が高い
- 基本的には、適性がなければWebライターとしては致命的
- 適性があってもWebライターに向いていないと判断した場合は、今後の努力と頑張り次第で目標に近づけることができる
- Webライターに向いている人の最大の特徴は、Webライターの仕事が好きなこと
- 文章の読み書きが嫌いな人は、Webライターには向いていない
- Webライターは未経験でもなれる
- Webライターの増加に伴い、差別化とアピールポイントを獲得する目的で「取材スキル」「撮影スキル」を身につけることはおすすめ
Webライターの適性について理解し、自分がWebライターに向いているのかどうかよく見極めることが重要です。
社会人であるあなたは、基本的にはWebライターに向いています。もし、向いていないと感じたのであれば、それは今後の努力次第で解決することでしょう。
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