仮想通貨（暗号資産）を始めていますか？
今では投資や決済手段など、さまざまな場面で利用されていますね。
本記事では、仮想通貨（暗号資産）のメリットやデメリットなどについて解説しています。
そもそも、仮想通貨（暗号資産）とは何なのか？また、人気の仮想通貨（暗号資産）として、ビットコインについても紹介しています。
仮想通貨（暗号資産）について知りたい方、これから始めようと考えている方には必見の記事ですので、ぜひ最後までご覧ください。
仮想通貨（暗号資産）とは？
仮想通貨とは、日本の法律である「資金決済法」に基づいて運用されている、デジタル通貨の1種です。
「一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値（電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。）であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
引用：e-Gov法令検索」
仮想通貨（暗号資産）に投資する7つのメリットとは？
仮想通貨（暗号資産）のメリットについて知りたい方もいることでしょう。
ビットコインを始め、イーサリアムやリップルなど、仮想通貨（暗号資産）への認知度も高まったことを背景に、数々のメリットがあります。
- 少額から投資できる
- ヘッジファンドとして運用できる
- ボラティリティ（変動幅）が大きく稼ぎやすい
- GAFAなどの有名企業の参入により信頼性が担保されている
- 日本政府から承認を得ている
- いつでもどこでも取引可能
- ブロックチェーン技術などの将来性が高い
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
メリット①｜少額から投資できる
仮想通貨（暗号資産）は、少額から始められるメリットがあります。
ビットコインやリップル、モナコイン、イーサリアムなど、人気の仮想通貨（暗号資産）が少額から売買可能。利用する仮想通貨取引所によっては、100円以下で取引できますので、これから始めようと思っている投資初心者の方には安心ですね。
メリット②｜ヘッジファンドとして運用できる
仮想通貨（暗号資産）は、ヘッジファンドとして運用できます。
ヘッジとは「リスクヘッジ」という言葉から「避ける」意味を持っています。
そしてファンドとは、「基金・資金」と辞書に書かれていますが、金融業界では一般的に「投資のために集めた資金」や「運用を目的とする一定規模以上の資金」を意味します。
例えば、自社資金1億円を1,000万円ずつ対象別に分けて運用するとき、その1つひとつがファンドと表現できるでしょう。
つまりヘッジファンドとは、複数の投資対象に資金を分散させ、さまざまな運用手法を利用し収益を上げようとする「投資の仕方」ですね。
また、多くの人から資金を集めて運用する場合、不特定多数を対象にオープンに募る形式を「公募」、限られた人からだけ集める形式を「私募」といいます。
メリット③｜ボラティリティ（変動幅）が大きく稼ぎやすい
仮想通貨（暗号資産）のメリットとして、ボラティリティが大きく稼ぎやすいことが挙げられます。
ボラティリティとは、値動きの幅のことであり、「ボラティリティが大きい＝値動きの幅が大きいこと」を意味します。
価格が短い時間で大きく低下してからすぐ元に戻るような動きを見せたり、逆に大きく上昇してから下がったりと、大きな値動きを見せるケースが頻繁にみられます。
仮想通貨（暗号資産）のように、ボラティリティの大きな商品に投資することは、短期間で大きな利益を得られるメリットが考えられるといえるでしょう。
仮想通貨（暗号資産）のボラティリティの大きさは、莫大な利益を獲得できる手段としても有効ですが、方法を間違えると大きな損失を生む結果となりますので注意してください。
メリット④｜GAFAなどの有名企業の参入により信頼性が担保されている
GAFAとは、下記に挙げる世界の4大企業のことです。
- Amazon
- Apple
仮想通貨（暗号資産）が誕生した時期は2009年のこと。当時は、「怪しい」「胡散臭い」などという評判が多くあった仮想通貨でしたが、今ではそれが一転しました。
もはや、仮想通貨（暗号資産）の事業を行っていないところはメリットが感じられず、時代遅れとも考えられるほどです。
仮想通貨（暗号資産）の信頼性は、GAFAなどの有名企業の参入により、各段に上昇しました。
また、日本国内における金融庁が発布している「ホワイトリスト」に掲載されている仮想通貨（暗号資産）は、実質面を重視した厳しい審査を経て登録されているため、他の通貨に比べて安全性・信頼性が高いとされます。
- ビットコイン（BTC）
- イーサリアム（ETH）
- ビットコインキャッシュ（BCH）
- ライトコイン（LTC）
- イーサリアムクラシック（ETC）
- リップル（XRP） など
ホワイトリストとは、金融庁の登録を受けた国内取引所で取り扱っている仮想通貨（暗号資産）のことであり、主な種類は上記のとおりです。
実は、仮想通貨（暗号資産）の誕生秘話として、日本人の「ナカモトサトシ氏」が深く関係しています。
メリット⑤｜日本政府から承認を得ている
他国と比較してみても、日本は仮想通貨（暗号資産）に対して非常に前向きな姿勢を示しています。
2017年4月には「資金決済法」が改正され、仮想通貨に関しても「現金」「クレジットカード」と同様の決済手段として認められました。
そして2020年５月１日、金融庁によると、法令上「仮想通貨」は、正式に「暗号資産」へ呼称が変更されました。
現在では、約20の取引所が、金融庁から正式に「仮想通貨交換業者」としての登録を受けています。
仮想通貨（暗号資産）の投資・決済に関する法整備も進められています。
日本で、これからますます仮想通貨（暗号資産）を利用するためのインフラが整ってくれば、仮想通貨（暗号資産）の需要・価格も上昇する可能性が高いといえますね。
メリット⑥｜いつでもどこでも取引可能
仮想通貨（暗号資産）は通常、24時間365日取引が行えるため、自身のライフスタイルに合わせて投資を行うことができます。
購入・換金もその例外ではなく、いつでも仮想通貨を使ってお金のやり取りができ、金融機関の営業時間等に煩わされることはほとんどありません。
また、価値は常に変動しています。
そのため、仮想通貨（暗号資産）の取引所において、ビットコインをはじめとした仮想通貨（暗号資産）をトレード・売買することにより収益を上げることが可能であることもメリットの1つです。
株式投資は、一般的に平日の9〜15時まで、FX取引は平日の24時間しか取引はできません。
しかし、仮想通貨（仮想通貨）であれば、土日などの休日に集中してトレードをすることが可能となります。
平日にお仕事をされている方であれば、これは大きなメリットと感じられることでしょう。
メリット⑦｜ブロックチェーン技術などの将来性が高い
仮想通貨（暗号資産）で欠かせない仕組みといえば、ブロックチェーン技術ですが、その将来性もメリットの1つ。ブロックと呼ばれる取引履歴が、暗号技術によって過去のデータから1本の鎖のように記録されおり、1つのブロックは合意された取引記録の集合体と、前のブロックの情報で構成されます。
つまり、ブロックチェーンとは、このブロックが複数連結された仕組みを指しています。
仮想通貨（暗号資産）のデメリットとは？
ビットコインをはじめとする仮想通貨（暗号資産）とは、インターネットを使ったスピーディで便利な決済手段を、主なメリットとして開発されたシステムです。
現在では決済手段として利用されているケースはあるものの、仮想通貨取引を始めた人の多くが、金融取引・投資を目的としており、ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ボラティリティが大きくなることがあります。
前述したように、ボラティリティとは値動きの幅のことでしたね。
大きく稼ぎやすいというメリットの一方で、タイミングを誤ってしまうと大きな損失に繋がってしまうというデメリットもあります。
価格変動が大きい仮想通貨とは、決済手段として安定的に利用するには、課題が多い状況であるといえるでしょう。
仮想通貨「ビットコイン」の3つのメリットについて考察！
次に、仮想通貨（暗号資産）のなかでも、人気No1のビットコインのメリットについて解説していきます。
- 手数料が無料もしくは格安
- 複雑な手続きが不要
- 直接送金ができる
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
メリット①｜手数料が無料
仮想通貨（暗号資産）は、仲介する組織が存在しないので、基本的には手数料を払う必要がないというのが大きなメリット。これは、個人間の少額な支払いにおいて、非常に重要な特徴です。
銀行送金でも、クレジットカード払いでも、一定の手数料が存在しますよね？
そのために、少額の商品の売買が難しくなったり、ビジネスの利益率が下がったりすることもあることでしょう。
ビットコインは、その最大のメリットとも言える直接送金の仕組みのおかげで、従来の手数料の概念を覆した決済を行えるのです。
メリット②｜複雑な手続きが不要
ビットコインでの決済は、銀行を経由した決済では無いので、煩わしい手続きや制限が存在しないこともメリットの1つ。お金の流通が、より自由に行えるようになります。
また、国によって通貨の単位が異なるといった特徴も存在しないため、ビットコインを使えば、世界中で同じ通貨が利用できるというメリットがあります。
メリット③｜直接送金ができる
一般的な通貨で送金を行う際には、銀行などを仲介する必要があります。
しかし、ビットコインなどの仮想通貨（暗号資産）は、個人間で直接行うことが可能。直接会って財布からお金を出して支払うのと同じように、ビットコインを使うことによって、「直接相手にお金を支払うことができる」のです。
ビットコインのデメリットとは？
仮想通貨（暗号資産）として人気の高いビットコインですが、メリットだけでなく、デメリットも存在します。
そもそも、円やドルでの決済がそうであるように、ビットコインでの決済においてもお互いがビットコインによる支払いを受け付けているということことが取引の必要条件となります。
ビットコインという通貨が「通じる」間柄でなければ、決済はできません。
まだまだ普及の初期段階にあるビットコインにおいて、これは非常に大きな課題でしょう。
まとめ｜仮想通貨（暗号資産）のメリットには将来性がある！
今回は、仮想通貨（暗号資産）のメリットやデメリットについて解説してきました。
仮想通貨は、価格変動が大きく、金融商品としてハイリスク・ハイリターンな側面が存在します。
しかしながら、その側面を生かした利用を行うことによって、メリットを受けられることも事実。
仮想通貨とはどういうものなのか？
その性質を正確に理解し、安全な仮想通貨（暗号資産）取引を選択したうえで、多大なメリットを手にしてください。
コメント