世界的にもNFTのトップシェアを誇るマーケットプレイス「OpenSea」。NFTを発行先として、Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)が選べることから、日本でも大人気です。

NFTをOpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上に発行して出品したいのですが、どのような手順で進めればよいですか?
結論からいえば、NFTをOpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上に発行して出品することは可能。しかし、オークション形式で出品する際に限り、ガス代がかかりますので注意しなければなりません。
本記事では、Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでNFTを発行、出品する方法などを初心者向けに解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
【初心者向け】Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでNFTを発行する手順を解説!
世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で、Ethereum(イーサリアム)上にNFTを発行する方法について知りたい方は必見です。
Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでは、NFTを無料で発行できます。
ただし、Polygon(ポリゴン)版のOpenSeaとは異なり、NFTは1つしか発行できません。

Polygon(ポリゴン)版のOpenSeaでは複数のNFTを発行できますが、Ethereum(イーサリアム)版では、1つしか発行できません。
ここでは、OpenSeaを活用してEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上にNFTを発行する手順を、初心者でもわかりやすく解説しています。
実は、Ethereum(イーサリアム)版でも、Polygon(ポリゴン)版でもOpenSeaにログインしてNFTを発行する手順は同じです。
OpenSeaにログインしてEthereum(イーサリアム)版のNFTを発行する手順は、こちらの記事をご覧ください。
【初心者向け】Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでNFTを出品する手順を解説!
ここでは、NFT「Crypto Mt. Fuji(Asahi_Pixel-art)#0001」をOpenSeaで、Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーン上に発行しました。
そして、Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでNFTを出品する手順は、下記の5ステップです。
- 「Sell(売る)」を選択する
- 販売方法と価格を設定する
- 販売期間を設定したらリスティングする
- メタマスクの署名
- 完了
それでは、詳しくみていきましょう。
手順①|「Sell(売る)」を選択する
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを出品する手順は、初心者でも簡単にできます。
まずは、「Sell(売る)」を選択してください。
手順②|販売方法と価格を設定する
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを出品する際は、販売方法と価格を設定しなければなりません。
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーンでは、ガス代に注意しなければなりません。
下表では、OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーンでNFTを出品する際の販売方法とガス代についてまとめました。
販売形式 | 概要 | ガス代 |
Fixed Price | 通常販売 | 無料で出品可能 |
Timed Auction | オークション形式で販売 | ガス代がかかる |
ここで、「Timed Auction(オークション形式)」を選択すると、ガス代がかかるため注意してください。
販売方法を選択したら、NFTの販売価格を設定しましょう。

Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンでNFTを出品する場合は、ETH(イーサ)で価格を設定してください。
手順③|販売期間を設定したらリスティングする
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーンでは、販売方法と価格を設定した後、販売期間を設定できます。
デフォルトですと6ヶ月ですが、用途や戦略によって販売期間を選択できるところはOpenSeaのメリットといえます。
完了したら、「Complete listing」を選択しましょう。
手順④|メタマスクの署名
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを出品する際は、メタマスクなどのウォレットから署名が求められます。
メタマスクで「署名」してから、次に進んでください。
手順⑤|完了
以上で、OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを出品することができました。
上図のような画面に遷移したら、すべて完了です。
まとめ|Ethereum(イーサリアム)版のOpenSeaでNFTを発行・出品しよう!
今回は、OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを発行・出品する方法や手順について解説してきました。
OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーンでは、ガス代がかかるといわれていますが、それは「Timed Auction(オークション形式)」の販売形式を選択した場合に限ります。
また、Ethereum(イーサリアム)版のNFTの出品を取り消す場合もガス代がかかるため、注意しなければなりません。

OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上のNFTを取り消す場合に、ガス代をかけたくない方は、一旦削除してから作り直してください。
本記事が、OpenSeaのEthereum(イーサリアム)ブロックチェーン上でNFTを発行・出品する方法や手順を知りたい方の参考になれば幸いです。
コメント